「ある一日の非日常日誌」Daily note.

母校と選択

母校の大学山の上にあるその大学は、もう10年ぶりともなるのだが、建屋も増えて、生徒も増えているかの様子だった。足を運び慣れた学食にもいってみた、生徒が増えていることは想像出来ない、特に変わり様の無い学食スペースだった。僕は、6人掛けのテーブルに座り、販売されていた390円のお弁当を昼食にすることにした。初めは、人が少ないなー、と思っていたが、皆さんまだ受講中だった様子で、15分もするとその学食スペースはたくさんの生徒で埋まった。結構、目についたのが女子生徒、え?それは、、、いや、まあ、それはおいといて、僕の見る限り多かったのは女の子であった。一人でMac bookを広げながらランチする人、数人で持参の弁当などを楽しむ輪とか、かなり、ザワザワしてきた。

こんな時に明らかに在学生では無いスーツ姿の僕をみて、学生達は何を考えるだろうか、いや、視界に入るだけで何も考えない程度の影響力なのかもしれない、そう思うと、僕は客観的に自分をみて、まあ、稀だけどありえる光景だよな、と落ち着いた。のは、自分が在学中にそんな光景を一つたりとも思い出せなかったからである。おそらく、目にしたとは思うが、勿論記憶もないし印象も無い、何か事件になったわけでもないので、学生とはそんなものである。こちら、卒業生で社会人11年目としては、勇気ある理解力のある学生が、もしかして卒業生かも、話聞いてみたいかも、なんて声かけてこないかな(笑)なんて妄想をしながら、このへんてこ非日常を書いている。わりかし、楽しいかも

と、のんびりしていても仕方ないので帰路に経とうとする。ここは、山の上、だからバスの時間を確認する。5分後にバスが出ることを確認した僕は、弁当とコーヒーカップを燃えるゴミに捨て、学食から出口に向かって歩くことにした。途中、いくつか懐かしい風景の写真をInstagramにUPしつつ、意外に長いバス停までの短い旅路を心に染みわたらせながら歩いた。

バス停に到着し、即座に出発。同じタイミングで、おおよそ15人は乗っている。朝の講義だけで終わり、もしくはバイトにでも向かうのか。やはり、大学生時代の時間もてあそび度は究極ということを再認識、とはいえ、もう戻れないので、やはり後悔。世間知らずのペーペーだった、そう自覚せざるを得ない。今の僕ならでは、少しくらいは在学生に伝えたいことがある、別に自分にとってメリットは少ないが、あとでやはり後悔はして欲しいわけがない、例え赤の他人としても。まあ、でも当時も誰かから、学生時にやることやっとけ、とか勉強しとけ、とか言われはしたけど、正直実感無かったし、危機感みたいなことも無かった。その時点でアウトだな、やはり自分は単純な人間だったなー、そう感じざるを得ない。とはいえ、人生は長い、ようで短い。 やれることはやる、やってみたいことには手をつける、ハマるものにはハマる、やめるときはやめる、我慢するときもある、が我慢はし続けなくても良いと思う。貴重な与えられた命と人生を悔いなく達成事項を実現して行く、最後に何を残すか、残さないか、全ての選択肢を楽しんで、世界の役に立って、自己の満足ができるように今日からも精進するぞ。

おわり。

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