Googleリーダーに代わる王座は?18個のRSSリーダー候補と私見
こんにちは、自称RSSマニアなtafarocksです。
本当はそのマニアが一つ一つRSSサービスを使ってみて使用感をレビューするエントリーにするつもりだったのですが、書いていくほどにRSSについての想いが重なって参りまして、とても長文化し過ぎましたので(笑)、サービスの紹介レビューは次回以降とさせて頂きたく。今回は、僕にとってのRSSについて”想い”と”提言”みたいなものを吐き出したいと思います。是非、ごゆるりと。
iPhoneによるRSSは人生を変えた
iPhoneによって僕の人生を変えられた大きな一つ、それが「RSS」です。RSSを使って「いつでもどこでも自分が求める最新情報を得られる」そんな神サービスが”RSS”です。ガラパゴスケータイ時代では(事実上)不可能だったのですよね、RSSで情報収集するのって。PCだけでRSSをみるにはとても非効率でしたし、何せリアルタイム性に乏しすぎる、家で数百件や数千件のRSSフィードを閲覧する生活なんて無理だし無意味でした。そんなところにiPhoneという素晴らしいスマートフォンが世の中にリリースされ、RSSリーダーアプリというものがリリースされ、トイレの中でも移動中の電車でも、寝る前のお布団の中とかいつでもどこでも、RSSによる最新情報をチェックする生活が実現できました。そしてそれは僕にとっては、本当に人生を変える出来事となりました。
※こんなNAVERまとめも作りましたね。相変わらず好評です。
iPhoneでRSSを読むアプリ30個まとめ - NAVER まとめ
もうすぐ一年、もうすぐ4万PV
「RSSって何?」という周りの友人も沢山いました。そんな友人にも絶対的におススメしてきましたし、実際に初めてRSSを使ってみて、友人からも多数の感謝のお言葉をもらったくらい(「俺も人生変わったわーっ」てね)。知る人は知る、生活において無くてはならないものになる、そんなサービスが”RSS”です。先日Google先生がRSSサービスを終了するというニュースを出し、WEB上ではあらゆるメディが大賑わいしておりますが、やはりそれだけ価値あるサービスであるということも実証されているということがわかると思います。
Google製RSSサービスGoogleReader
そんなGoogleのRSSサービスは、一言で言うと「グローバルスタンダードのデファクトスタンダードRSSサービス」と言えます。Gmailがなくなるほどに困ることはありませんが、Facebookで例えると、OpenIDサービスが無くなる(とまでもいかないのでしょうが・・・)程の影響力が大きいサービスと言えます。もしFacebookIDでのログインが出来なくなると困っちゃうサービスたくさんありますよね。最近そんなOpenIDサービスも便利すぎて仕方ない状況にもなっている、ということです。
「GoogleReaderが無くなると何でそんなに困るの?」という話は、もう今更不要と思いますが、かたわら、やっぱりヤメター的なGoogleのギャグを待っている自分も居るのは居るのですが、まあ、Google先生が「終了します」というのですから、仕方ありませんね。世界はその動きにぶん回されて、これからどんなRSSサービスを使っていくべきかなのかを検証、評価、利用していくしかないようです。僕もその一人です(ただ単にUserとしてなので影響力はそんなに大きくありません)。
tafarocksのRSS活用方法
さて、そんな?背景から、僕はRSSマニアとして人生を過ごしているのですが、具体的にどれほどのRSSマニアなのかというと、一日最大2,500件以上のRSSフィードが流れており、それを一日で消化していく毎日を実行している(笑)というマニアぶりを自負しています(方法についてはこちらの記事参照)。普通のサラリーマンが一日2,000件以上もニュースを見ているというと「仕事してんのかよっ」って友人からもよく言われましたが、そういう「術」を個人的に持っていたので、本当に消化しています(消化という言葉がとにかくよく合っています。一日消化できないだけで、二日分で5,000件くらいになるので正直目が回るのですよね。だから、可能な限り一日で2,000件以上はタイトルに目を通し、ひたすら気になる、後で読みたい記事をスター登録している、スター登録記事は週末に一気読みして、MEMOやブログ記事にする。そういう運用方法が僕の術です)。つまり、それほどにRSSは生活の一部となっているということです。
RSSリーダー2,000件を30分で消化する方法 - tafarocksの非日常な毎日 - ☆
GIGAZINEのヘッドニュースになった記事
本題に行きますか?否(笑)いきません!
いや、そろそろコレくらいにしておきますね、ごめんなさい。それでは、ここからは、毎日のようにWEBニュースで話題になっている「GoogleReaderの代わりになる候補生」について紹介します。これだけ世界がぶん回されているということが、それだけGoogleReaderの需要高をそのまま示しているということです。本当は、話題性の高いものからレビューしていきたいと考えているのですが、今回はまず、いくつか話題性の高い「RSSリーダーサービス18」をピックアップします。
※注意:この時点では各サービスの中身までは確認していない為、本当に代わりになるかどうかの評価はしておりません。あくまでも話題を集めている、またGoogleからの移行方法を提供中、又は提供予定としているRSSサービスの羅列となりますこと、ご容赦お願い致します。
---------------------
■RSSサービス名
・サービスWEBサイト
・移行方法等を説明した記事
---------------------
■1kpl
・N/A
■Blogroll
・http://blogrollapp.com/dashboard
・N/A
■Feedly
・http://blog.feedly.com/2013/03/14/google-reader/
■Feedspot
・http://kenz0.s201.xrea.com/weblog/2013/03/feedspot.html
・N/A
■GreatNews
・N/A
■Livedoor Reader
・http://www.gizmodo.jp/2013/03/rssgooglelivedoor.html
■NewsBlur
・N/A
■NetVibes
・http://www.netvibes.com/ja-jp
・N/A
■Reeder
・N/A
■RSSMINER
・N/A
■RSSOwl
・http://pc.mogeringo.com/archives/24578
■Pheedr
・N/A
■Pulse
・N/A
■Skimr
・N/A
■Taptu
・N/A
■The Old Reader
・http://kenz0.s201.xrea.com/weblog/2013/03/the_old_reader.html
■Yahoo!Japan
・http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130318-35029637-cnetj-nb
以上18個の候補生たちでした。レビューは別途ね別途!
tafarocksが選ぶRSSサービスの条件
「ところで自称マニアの君は、RSSサービスを選ぶ際にどのような点を
選定基準
とするの?」と聞かれそうなのですが、2013年3月中旬時点ではまだ不可解というか比較も厳しい状況です。しかし、ここは自称なりに偉そうに申し上げておきます(笑)。
これまで、GoogleReaderが正直「一番使いやすかった!」というわけではなく、他にも沢山RSSサービスがある中、事実上のNo.1(グローバルスタンダードのデファクトスタンダード)がGoogle先生だっただけです。APIを利用するアプリベンダーもGoogleReaderを使わざるを得なかった状況、というだけですので”むしろ”この機会に、Googleを超える素晴らしいサービスを見つけたい、そんな気持ちも大きく期待を持っています。その期待に応えてもらうには、最低限以下のような「機能」をキボンヌしていること、それが実現するとtafarocksに選んでもらえるんじゃないかな、そんな感じでその基準を記載させて頂きたいと思います(笑)。
ということで最後のまとめとして、次世代RSSサービスの王座を獲得するために必要な、僕が確信していることや、必要、あって欲しい(キボンヌ)サービスについて発表致します。
次世代RSSサービスの基準
①国産RSSリーダーはNG
何故か?事実上の世界標準である「英語ベース」のサービスが必須であること、つまり、日本製は結局ガラパゴス化する可能性がある、という懸念をしてのNG評価です。LINEやパズドラのように、日本製が世界に誇れるサービスも最近出てきているということにも期待はしたいですが、所詮はゲーム及びエンターテインメント、そういう日本のイメージは払拭できないでしょうし、RSSのように情報収集技術における最先端テクノロジー分野において、日本製が世界標準になることは(残念ながら)ありえないかなー、と僕は考えています。ということで国産はNGです。
②APIが充実していること
この点については、まだどのようなRSSサービスが王座になるか全くわかりません。ただ、GoogleReaderはこの点、「しょぼかった」という個人的な見解があります(必要最低限だった、というべきか)。自称RSSマニアな僕は、RSSアプリを作りたい思いをずっと、ずっと持っていたくらいなのですが、勿論自分の知識も浅いこともあるのですが、「あんなことしたい」「こんなことしたい」と考えても、いつも「APIが提供されていない」という壁に阻まれて断念してきました。このAPIが充実しているサービスが開発できるサービスベンダは王座に近づくのでは、と考えています。
③Googleアラートと連携すること
コレ、とても、とっても大事です(声を大にして言いたい)。GoogleReaderがなくなることで、ある意味一番困ることがコレかもしれません。「あなたはGoogleアラート使ってますか?」使っていて、RSSと連携している方はおそらく僕みたいに”ゾッと”するのではないでしょうか?
Google アラート - ウェブ上の面白い新着コンテンツをチェック
仕事でも大いに役に立つ神サービス
Googleアラートについて簡単に説明すると「自分の好きなキーワードをセッティングしておくと、WEB上のNEWSからそのキーワードを拾って、知らせてくれる」というものです。例えば、「tafarocks」という意味無しキーワードでも登録しておくと、誰かが「tafarocks」というキーワードをWEB上で使ってくれたり、紹介してくれたりすると、Googleアラートサービスが教えてくれるのです(悲しくもほとんどありませんよ、tafarocksでは(笑)。しかし例えば、iPhone6というキーワードを登録しておくと、予期せぬアラートによる情報収集が入手可能だったりもします)。そして、その”教えてくれる方法”は大きく二つありまして
- 「メールで知らせてくれる」又は
- 「RSSフィードで受け取る」
となります。その後者、「RSSフィードで受け取る」機能がとってもとっても重要です。しかし、この重要さに気づいている人はどれくらい居るのでしょうか。まさか僕だけじゃないはずなのですが、まだあまり話題になっていないのですね。こんなに便利なGoogleサービスは"他に無い”くらいなのに、GoogleReaderが終了するというだけで、アラートサービスを「メールで受け取る」方法には”戻したくありません”。
ですから、これから出てくる新参RSSサービスは、この「Googleアラートと連携が可能であること」が必須(キボンヌ)と考えます。ていうか、これは是非お願いします!これはアプリ開発の皆様に提言です。※正直に言うと「出来ない」可能性を感じている自分も居ます
この3点以外にも、基本的な(パフォーマンスや視認性やデザインやフォルダ管理等)細かいキボンヌ要件は数え切れないくらいにありますが、上記が最低限実現できるサービスベンダであれば、そのうち細かい機能要件は必ず満たしてくるでしょうし、将来的な王座となることでしょう。
個人的にもっとも期待しているベンダをあげるなら、やはり「Reeder」ですかね。アプリでは町長い無くの”王者”ですから、そんな王者が提供するRSSサービスなら、おそらく世界中は安心して喜び、待ち受けることでしょう、僕も含めて。正直期待しております。
ま・と・め
長くなりましたね。ここまでで5,400文字を超えました。RSSについて書くとやはりなかなかタイピングの手が止まらないものです、自称マニアだけに。まあ、自称だけにそれも自己満足なだけなのですが(笑)。そんなことはおいていて、RSSの時代が変革するこのチャンスを本当に楽しみにしています。Google先生には本当に落胆しましたが、今回のようなメディア大爆発的な影響力まで育ててくれて、それに感謝も申し上げます。
さて次回はここで紹介したRSSサービスを実際に使っていく記事を書いていく予定です。ただ、合間にヘンテコ記事(アニメとかアニメとか・・・)が挟まると思いますが、ご容赦願います(本ブログはフリーコンテンツな自己中ブログです)。
それではお楽しみに、なんてね。