AppleのDEPによるiOS法人利用拡大の期待
法人向けMDMサービスDEP(Apple Deployment Programs)
をAppleが発表したと聞いて、何だろ?と調べてみたが、コンセプトや目的自体は非常に法人企業にとってメリットの大きいサービスだということがわかった。2014年6月に行われたWWDCでの発表も優先度の高い内容として、扱われたよう(法人向け発表の一番初めに発表されたんだと)。
DEPとは
通常MDMで行う端末キッティングサービスをアップル所有のDEPサーバーで行うことが可能になります。スゴイ。
これまでは、キッティング業者が一つ一つキッティングをしなければならない、もしくは企業が持つVPP(Volume Purchase Program)を用いてMDMサービスへの接続認証から行う必要がありましたが、今後、AppleのDEPサーバに認証することで企業利用に必要なキッティングが行われてします、という結構な脅威的なサービスのようなのです。
現時点(2014年6月30日)の課題はというと
- アップル直販端末のみが対応
というありえない事実はありますが、これは既にサービス自体が開始されている米国でも同様の条件らしく、そのうち解消されることになるかもと。しかしこれが実現すると、今まで提案できなかったあんなことやこんなことが実現に向かうということで、とても期待したいです。