[HOJINMOBILE]GoodTechnology社の素晴らしきモバイル機能のメモ
GoodTechnology社というMDM専業メーカー
を最近個人的に良く耳にします(ロゴは真っ赤なORACLEレッドですね、失礼)。この通称「Good」という社名と程度の評価だけは聞いていた程度でしたが、ここにきて連発して頻繁に耳にすることがあったので、これを機会にGoodTechnolgyとは?についてお勉強Memoブログと致します。とりあえずはアメリカのモバイル系ベンダーです。Wikipediaにも情報ありましたので以下も少し抜粋してMemoしようと思います。
GoodTechnologyのWEBサイト http://www1.good.com/
1996年設立の「携帯電話」「MDM」「セキュリティ」がキーワードの会社です。以前は「グッドリンク」という名前だったようですが、僕は残念ながら聞いたことありませんでした。元々が携帯電話のメールシステムとサービスを提供する会社のようで、要はモバイル専業ベンダーですね。
2006年11月にモトローラが当社を買収しました。しかし、2009年2月にVistoという当時の競合他社から、特許侵害等でいろいろあり、モトローラ社はグッドをVisto社に売却することになりました。その後
Visto社は「GoodTechnology」という社名に変更
した、という点が面白いですね。その後2009年12月にiOSやAndroid端末のサポートを発表したのち、2011年11月(約2年前ですね)と2013年2月には、
という、それぞれMDM業界のTOPベンダーを特許侵害等で提訴したり、勝訴(上記全部ではないよう)しているという・・・とんでもない裁判好きでビジネスも上手なお会社様でした(アメリカっぽいですねー)。
さてそんなGoodTechnology社さんが日本語対応をリリースしたのは今年の3月。その割には日本でもかなり幅を利かせてきたという状況なのでしょうか。
GoodTechnology提供ベンダー(日本)
GoodTechnologyの日本法人の所在や人数とかはまだ未調査ですが、主にパートナー展開と思われるMDMを中心としたサービスが、どんな会社から提供しているか、組んでいるかのMemoとなります。
- 株式会社チェンジ
という企業くらいしか明確なベンダーの記載がありません。そうなのか?わかりません。
MADPという開発プラットフォーム
も持ち合わせるとのことで面倒です(笑)。開発プラットフォーム「Good Dynamics」という商品があるようですが、ガートナーランキングには名前も載ってこないので、とりあえず持っている、という状況の方が正しいかもしれません(と、僕は予測で書きます)。
GoodTechnologyの一番良いところ
これは脅威と書き換えられるわけですが、上図にあるように様々な「for GoodTechnology」というコラボレーションアプリケーションがたくさんApp Storeから見つかる点でしょうか。それらは全て?「Wrapping(ラッピング)」というSAPでいうMocanaと同じようなソリューションで、BOXと提携している点なんか非常にわかりやすいです(以下動画参照)。
BOX.netというアプリはDropbox同様のクラウドストレージサービスですが、勿論、法人向けのセキュリティ機能は基本搭載していません。だからそれを個別で開発するかというと、それをやるかどうかはビジネス的にはギャンブルですよね。SAPの場合は、MobileDocumentsというサービス名で個別に商品をリリースしました。日本で有名なのは、Handbookやモアノート(富士ソフト)でしょう。
しかしGoodのBOXは「セキュリティ機能をラッピング」することで簡単に、一般消費者向けアプリケーションを法人向けセキュリティ機能が施されたクラウドストレージアプリケーションに作り替えてしまっているのです。恐るべし、というか、やはりこれが「あるべき姿」だとも個人的には思います。
まとめ
こんな感じのMemoとします。要は「スゴイ強敵」なんだなーと再確認しております。戦う畑が異なる印象を持っております。なるほど!ととても実感を認識しています。モバイル端末をサービスする製品を選択するとき、あなたならどんな点をポイントとして比較して検討し、購入すると思いますか?僕がふと考えるのは、モバイルというまだまだ新しいデバイスやソリューションに対して、その新しい何かを楽しそうに楽そうに提供できるベンダーがいいなー、そう思います。僕みたいな選定者だったらGoodを選択しますね。でも法人モバイルはそうはいかないです。ERPと接続してモバイルを活用することから生まれる新しいモバイルソリューションを現実とすることが、今後当たり前になってくるはずです。その為にいるのかな。どうなのかな、これは独り言。だけどここで終わりにします。