IBMのグレーロゴがカッコいい!じゃなくて(笑)Fiberlink社買収に関するメモ
IBMがファイバーリンク・コミュニケーションズを買収
グレーストライプのロゴかわいすぎ!!!すみません。。。あと、本エントリーはこの記事に関してのお勉強ブログであること、まずご了承ください。
今回のIBM買収劇がエンタープライズモバイル市場にどんな影響を与えるか情報調査と思うところについてメモとなります。一つ先に言っておくと、MDMとMADP(後述)の市場評価において、両方にリーダーポジションを持っていたのはこれまでSAPのみだったわけですが、これからIBMも同じ位置になったということです。とりあえずは、ファイバーリンクという会社について(日本法人もあるようですね)。
セキュリティ・マネジメント・サービスのファイバーリンク
FIBERLINK(ファイバーリンク)サービスは、スマートフォン・タブレット端末などのモバイルデバイスだけでなく、デスクトップPC・ノートPCなどのクライアント端末のアセットマネジメント(資産管理)、セキュリティサービスをクラウド形式(SaaS形式)で提供します。
- モバイルデバイス含むクライアント端末管理
- セキュリティサービス
- クラウドサービスで提供
という3点がキーワードとなるようです。エンタープライズ向けのモバイルマネジメント(EMM:Enterprise Mobile Management)がテーマの会社です。MDMサービスベンダとしてマジッククアドラントの評価においても「リーダー」ポジションであり、3,500以上の導入実績があります。
IBMのEMM(エンタープライズモバイルマネジメント)とは
これまでMDM(モバイルデバイスマネジメント)やBYODはEndpointでIT全般含めた資産管理を、MADP(モバイルエンタープライズディベロプメントプラットフォーム)はWorklightでモバイル開発実行基盤を提供してきております。しかし本当に2012年から今年にかけては盛んな買収となっております(それほどに将来性がある話であること)。
ここ1年半でなんと8社の買収
らしいです。物凄い勢いですね。焦り?と言ったら怒られるでしょうがやはりキングオブキングの行動力は素晴らしいです。マイナビ記事にも書かれていたTrusteerという会社もその一つのようで、政府やサイバーに特化したセキュリティサービスベンダーです。
とにかく今回のファイバーリンク買収により、BYODのクラウドソリューションベンダーとして確立がされるのでしょうか。また、これまで地盤を固めてきたIT資産管理のスイートであるTivoli及びEndpointサービスに統合したエンドツーエンドソリューションベンダーとして、更なる総合ベンダーとしての地位が構築されるのと想定されます。負けないよ!なんてね(笑)