Internet of things(IoT)
※はじめに、僕はIoTに関連ある研究や調査はしておりません。あくまで個人意見言及となりますことご了承下さい
という言葉は、大半の人が多分聞き慣れませんよね(そう思った裏づけはGoogle検索、後述)。僕もそうですが、コレを知ることで非常な程の良いインスピレーションと危険性を感じましたので言及させて頂きます。もしかすると、今更Internet of things?という人もいるかもしれませんが、2012年6月時点、Internet of thingsというキーワードでGoogle検索しても、日本語記事は非常に少ない、ということを知りました(英語記事ばかりなんですよ)。大丈夫かな、日本。。。検索結果で唯一?上位に出てくるのが以下の「ikedahayato」さん。
「Internet of Things(モノのインターネット)」とは? | ihayato.news
ikedahayatoさん凄いなー
でもね、ちょっとびっくりしたというか、知らなかったー的なことが一つありました。TOP画像は「hp」が作成している?資料のようで、2010年12月に未来を予測したHPビジネスの方針に関する資料と思われます。Internet of things出てました・・・。やるやないか!その記事は以下ですが、中身を要約すると「センサーによるビッグデータ解析の必要性」についてのコメントがありました。
MobileEnterpriseStrategies.com: The Internet of Things (M2M)
One trillion nanoscale sensors and actuators will need the equivalent of 1000 internets: the next huge demand for computing! ...
HPからInternet of thingsが?
僕の持論的な社会将来像「製造業が開発する全てのモノはインターネット化することが必須」というイメージにはピッタリな内容ですが、ちょっとショックでした。。。
!スマートシティの実現方法はIoTだよね
さて話を戻しますと。2011年、日本では原子力発電の事故が起きたことで、原発停止、そして電力不足、エコがテーマとなり、兼ねてから妄想され続けてきた「スマートシティ」による新しい社会インフラのリアルな必要性に迫られましたね。ここまでリアルになることは、誰も予想しなかったことではありますが、スマートシティによる明るい未来は以前から予測と想像をされていたと思います。下図は、スマートフォンからハウス家電や家のセキュリティを監視、操作するイメージを描いたスマートシティ構想の一つです。
▼では、スマートシティをどうやって実現するか?
これは非常に大事です。僕が厚かましく心配しているのは「日本独自で開発し、日本人が使いやすいスマートシティを作る事」です。これをやってしまうと、ガラパゴスケータイの二の舞です。そう、日本人を意識したスマートシティではなく、世界市場をターゲットにしたスマートシティの仕組みを考え、実現することが必要です。では、その実現方法は存在しているのか?僕の知識範囲では、ありませんでした。そして世界に目を向けてみると、
あった!Internet of thingsです
スマートシティをIoTで実現する、そのいくつかの製品動画が以下です。
ま、見事にITとセンサーが融合し、SNS連携までされたIoT製品となります。これが日本では製造できない?わけがない!早めに手を打つ必要性を感じるのは僕だけじゃないはず。良かったら、全部買収しちゃってよ。震災をうけてスマートシティがリアルな必要性となっている日本ならではの将来像が、このIoTで実現するスマートシティにあるのではないか、そう感じています。
ということで!(まとめ)
スマートシティはIoTが実現すると思います。なぜならOPENプラットフォームだから。iPhoneがなぜあれだけのシェアを取り、スマートフォンの世界標準になったのか、それは感覚的な操作面やデザインだけではないです。そう、「アプリ」です。一般の人も簡単に開発してリリースし、更にビジネスまでできてしまうアップストアは、OPENだからこそ大成功を収めました。そのOPENなところが大事なわけで、スマートシティを実現するユニットもOPENに製造することで、世界中の人々が便利なツールを開発、提供してくれます。
逆に、ここで日本のガラパゴス性格が出て、そのマシンやメーカーに依存するセンサーやソフトウェアでつくられたスマートシティは、携帯電話同様、ガラパゴス化し、日本で売れても世界で売れない、液晶TVが韓国企業に奪われたように、白物家電も韓国企業に奪われること必至です!これは危険、早く気づいて欲しい、日本発祥の世界標準がリリースされることを心から祈っています。