Windowsストアアプリケーション(Windows8用アプリ)を開発するまとめ
Windows8タブレット用アプリ
という言い方は間違っています。公式には「Windowsストアアプリケーション」が正解です。まあ呼び方は慣れの問題なので、ここでは「ふーん」くらいに思っておいてOKです。iPhoneやiPadユーザー、Androidユーザーには問題なくイメージできると思いますが、AppStoreやストア、そのWindows8版市場が「Windowsストアアプリケーション」となります、念のため。以下はアプリを購入するイメージ、まあiPhoneとかとそんなに変わらないです。
iPhoneやAndoroid市場と同様、個人がアプリを開発し、ストアにアップロードし、無償アプリの広告で稼ぐことや、有償アプリでお小遣い稼ぎすることも可能となっています。ただ、現時点Windows8ユーザー、そしてタブレットユーザー向けアプリということで、ユーザー数が極少ということもあり、まだアプリ数は豊富ではありません。逆に存在感を示せるチャンスとも言えますが、今後の拡大するかしないか市場の「個人的な見極め」が大事です。僕みたいに、勉強するだけの時間、本当に価値があるかどうかもわかりませんので、あしからずぅ。
Windowsストアアプリケーションの基本
さて、Window8用アプリケーションを開発するにも、まず基本的なことを知識として知っておく必要があります。まず、Windowsストアアプリケーションについて、基本的なことがわかるのはこちらの記事を参考にしました。非常にわかりやすかったですが、後半はSEやアプリ経験者でなければついていくのは難しい内容かもしれません。
Windowsストアアプリの概要と、開発の第一歩 (1/3):CodeZine
まず基本から
ここの内容をまとめると以下です。詳細は記事元をご参照下さい。
- タッチ操作向けのアプリケーションをWindowsストアアプリケーションと呼ぶ
- アプリケーションを公開するためのストアをWindowsストアと呼ぶ
- 必要な開発環境はWindows8にインストールされた以下言語が必要
- ⇒Visual Studio Express 2012 for Windows8 又は
- ⇒Visual Studio 2012 Pro以上
- 極力ボタンを排除したUIであること
- 上下部に隠れているアプリケーションバーに各種ボタンを配置するUI
- 画面の右端からエッジスワイプすることで現れるチャームの活用
- WinRTというAPIを使ってWindowsストアアプリケーションを開発する
- 開発可能な言語の種類
- ⇒XAMLで画面定義するには、C#、VB、C++言語
- ⇒HTMLで表示するには、CSS+Javascript
Visual Studio Express 2012
のダウンロードはこちらから無償で可能です。誰だも簡単にアプリが開発できる環境を提供しているようです。この中には、Windows8 SDK とプロジェクト テンプレートが含まれており、デザイン資料、アプリのサンプル、およびその他のツールも用意されています。
とりあえず何かつくってみよう !!という僕みたいな人間のために、以下のようなテンプレートも準備されています。
まずはテンプレートから
ところで、Windowsストアアプリケーションって、個人開発、個人利用だけ?企業が企業内部向け専用に開発、ユーザーに提供することは可能でしょうか?答えはYES!?、可能なようです(もっと詳細は別途確認します)。僕が一番期待していたことはコレ、Windows8タブレットが何故期待されているかというと、法人利用が大前提の設計になっているということです。iPadやAndroidのようにセキュリティ懸念がなく、これまで利用しているWindowsベースのアプリケーション利用やActiveDirectry管理、ファイル共有が利用できるため、法人は今か今かとまっている、はずです。
しかしWindows8タブレット専用アプリケーションである、Windowsストアアプリケーションが企業で内部利用を目的に開発提供できなければ、そのタブレットならではのGUIや操作感、効率を得られることはありません。これをきちんと、Windows8は解決、実現しているようです。
以下はWindowsストアアプリケーションを開発するための「規約」のようなものです。
ストアに登録するために必要な条件
開発を始める(以下、登録)前に、また開発し始めてからも確認しましょうぅ。アプリ開発出来上がってから、申請すると「規約に違反しているので却下!」では工数の無駄で元も子もありませんからね。一読しましたが、AppleのAppStore規約とそう大きくかわることは無かったように思います。
開発者アカウントの登録が必要
です。まあ、iPhoneなどのAppStoreでも必要ですね、SDKのダウンロードは無償ですが、Appをストアにアップロードして販売するには、年間費用がかかったりもします。
上記画像リンク先よりどうぞ。ここで得られるのは以下です。
- アプリをストアにアップロードできるようになります
- アプリ試用版の提供も可能になります
- 開発者コミュニティに参加可能です
- アップロードしたアプリの販売状況を確認できます
では、上記画像リンク先から「今すぐ登録」ボタンを押すと、以下の通りサインインを求められます。
Microsoftアカウントって何だろう?という方は、旧「旧 Windows Live ID」とご認識下さい。またもし、Outlook.comメールを取得している方は、xxxxx@outlook.comでサインインも可能です。もしいずれもわからなければ、新規登録でOKと思います。サインインした後、確認メールが届きますので、それにしたがってコード入力してください。その後も画面に従って進んでくださいね。すると・・・
と、ここで一時中断となりました。料金は4,900円/年?となるようです(Appleは1万円Overなので、半額以下ですね)。この次の画面では、「支払い」と「購入」プロセスに入りますが、まだ、僕は何も開発していないということで、一時中断させて頂きます。
ま、あとはSDKをダウンロードして開発を始めないことには前に進めません。もう一度、以下WEBを確認して、何でどんなアプリを開発するのかを確認して、始めましょう。
僕はSEではありませんが、チャレンジしよかなっ!!
Mac環境でも開発できる?
ようです、正確に言うと、その環境をクラウド環境で提供するサービスベンダ、GMOのサービスを利用することでMacユーザーでもWindows環境上でアプリ開発が可能なようです。これまでiOS向けに多数アプリを制作してきた人にとっても、これを利用することで、簡単にConvert?できるかもですね、こちら⇒GMOインターネットは2012年10月4日、日本マイクロソフトと提携し “Windowsマシン不要” の開発環境提供サービス「お名前.com デスクトップクラウド for Windowsアプリ」を開始
Windows 8 アプリ開発へ乗り出す最高の機会、GMOが全部入りリモート開発環境を提供開始 しかも3ヶ月無料でMacでも可【増田 @maskin】(TechWave) - エキサイトニュース
需要は多くはないかもしれませんが、必要性ありますよね。現時点、初期費用が無料且つ、初期3ヶ月無料というキャンペーン中のようです(これ⇒デスクトップクラウド)
ということで!(まとめ)
これからWindowsストアアプリケーションを開発しようかな?という考えが具体的にあるわけではありませんが、立場上、お客様に提案する為に知っておく必要があることなので、ここでメモがてらに残しました。きっと、具体的な情報収集がこれから増えてくることにより、本エントリーに追記・修正というのもあると思いますが、ご了承を下さいませ。