アイデアのつくり方(a technique for producing ideas) [book review]

 

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”60分で読めるけれど、一生あなたを離さない本”


 

 

と書いています。じゃあ自分の生涯memoであるブログに残してしまおう。以下に内容を紹介します。



「私たちがこれからやるべきことは、モノを売るのではなくアイデアを売ることである。」

「Speculateur(投機家)は、新しい組み合わせの可能性に常に夢中になっている」⇒Innovationか

「どんな技術を習得する場合にも、学ぶべき大切なことはまず第一に原理であり、第二に方法である」

「特種な断片的知識(仕事のツールや方法)は必要ない。原理と方法である。」

「アイデアの作成について一番重要なのは、ある特定のアイデアをどこから探し出してくるかということではなく、すべてのアイデアが作り出される方法に心を訓練する仕方であり、すべてのアイデアの源泉にある原理を把握する方法である」



【基礎】

「アイデア作成の一般的原理とは、①既存の要素の新しい組み合わせであること、②そしてそれは事物の関連性を見つけ出す才能に依存する」



【方法】

第一段階: 資料の収集(必要な資料: 特殊資料(お客様や需要の情報)と一般資料)

⇒アイデアは、特殊知識と一般知識の新しい組み合わせからつくられる

⇒知識はスクラップして整理しておくことが重要である



第二段階: これらの情報を咀嚼(そしゃく)すること

⇒一つ一つ触れてみること、そして関連性を探す

⇒そこで浮かんでくる部分的なアイデアを書き留めておく(スクラップ)



第三段階: 自然に任す(無意識の心に一任する)

⇒そして何でもよいので自分の想像力や感情を刺激するものに心を移すこと

⇒これは第一に集めた食料を、第二に咀嚼し、第三の消化過程で胃液の分泌を刺激することなのである



第四段階: 常にそれを考えていること

⇒ある日どこかで、アイデアはあなたの中で突然具現化される



最終段階: 具現化したアイデアを他人に話してみる

⇒自分一人で産み出したアイデアは、一見大したものではないように感じる

⇒しかし周囲の人がそのアイデアの実現性にむけた良質なアドバイスをくれる



end(たった50ページです。残りは解説など)



なんとこの本1988年に出版されています。アイデアを作り出す方法なんてものは今も昔も、変わらないのだと感じました。簡単にいうと、以下の通りです。

 

 



1.「情報をあつめて」

2.「それぞれをつまみ食いし」

3.「それらから得られる情報や思いつきをスクラップし」

4.「あとは無意識状態」⇒ぼーっと

5.「自分の課題や実現したいことを想像し」

6.「毎日それについて考えること」

7.「そうして、いつかはスクラップの関連性がつながって」

8.「アイデアが生まれる」



 自分の生活にあてはめるとこんな感じ(笑)

 



1.RSSで情報収集(ジャンル無し)

2.とりあえず始めてみる(食わず嫌いはしない)

3.BlogやiPhoneにMemoする

4.ぼーっとする

5.どうやったらお金持ちになれるのだろうか

6.Freeなメディアやコンテンツが当たり前になり、余っているはずのお金は、これからの時代、どこに流れていくのだろうか

7.ケミストリー

8.お金を生み出すイノベーションを起こすアイデアが生まれる

(そしてそれを実行するのみである)



なんてね(笑)本気だよ。

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