HP Cloud Driveってどうだろう(Zumodrive)




Zumodriveってなんだ?

■説明①: ネットブックを使って素早くかつ簡単に、端末に搭載されている記憶容量以上の容量を持つ音楽、ドキュメント等にアクセスできるようになる
■説明②: クラウド上に作成された記憶域をローカルなものと見せかけ、そこに保管されたファイルにアクセスする際にデータをストリーミング配信することも可能
■ZumoDriveの競合: DropboxSugarSync、およびBox.netなどがある。

なるほど、ディスクの単価ってどんどん加速的に大容量かつ小型化、安価にはなっているけど、ネットブックやスマートフォンみたいな小型化されたものは、まだまだ軽量化して欲しいという要望がありますもんね。最近のHPのネットブック(春ラインナップ発表しました)においても、HDDは標準で100GB以上搭載されているものがあるけど、不足してしまえば外付けHDDに退避しなければならなったりするから、こういうサービスが生まれてくるんだと思った。

でもHPのネットブックユーザーである僕の感想としては、CPU Atom 1GHz、Memory 1GB、HDD SSD 16GBのスペックにおいて、正直パフォーマンス(動作の軽快さ)は良いとは言えない。インターネットするだけなら十分である(もともとそういうコンセプトで安価になっているのだが)、というコンセプトとはいえ、いまだHDDのRead/Writeパフォーマンスは大問題点と感じる。

※参考

HDDのパフォーマンスといえば、XPにおいて(僕はそう)、「ディスクを圧縮して容量を増やす」機能が標準であるのだが、あれは正直しないほうが良い。圧縮するとやはりパフォーマンスが落ちる、それだけでなくリカバリ(データのリストア)をするときにも復旧できない可能性があるようです。ちなみに僕もHDDが不足して圧縮していた人間ですが、やめました。容量の確保は外付けHDDが今のところ最適です。ご参考にまで。

そこで上記のようなクラウドサービスが標準になると、ディスクのアクセスパフォーマンスは気にしなくても大丈夫になる。ただ、ネットワーク経由なのでそれがボトルネックになる、それが大問題である。まだまだ最適なクライアントPC環境というものは、課題がたくさんある、ということ。少なくともHPの今回の試みは評価したい。

■参考記事: TechCrunch

 

未来型ネットブック litl

Slant-Ruled Notebook 斜め書きになるよね